【おすすめ育児本】子どもの心の育てかた
今回は絶対的におすすめの育児本を紹介します。この本を読むことであなたの育児に対する悩みがかなり解消すると思います。
実際に僕が読んで解消した悩みは下記の3つです。
- 子どもが中々言うことをきかない
- 子どもにすぐ怒ってしまう
- 自立した人間に育ってほしいけどどうしたらいいか分からない
育児に悩みや迷いがある方はぜひこの記事を読んでいただきたいです。
基本情報
- 書籍名 子どもの心の育てかた
- 著者 佐々木正美(児童精神科医)
- 出版 河出書房新社
- 価格 1,300円+税
- 出版日 2016/7/30 初版発行
読んでみた感想とみなさんに伝えたいこと
僕には0才と3才の息子がいます。どちらかというと3才の息子に対する育児の仕方にすごく悩んでいました。3才にもなるとイヤイヤ期があったりワガママになったりと毎日とても大変で、どこまでイヤイヤやワガママを許容してよくて、どこからは怒るべきなのかその境目がよく分かりませんでした。
特に朝急いでいるとき、疲れていて余裕がないとき。こういうときが一番ひどくて、感情的に怒鳴ってしまったりもしていました。そして怒鳴ってしまったことを一日中後悔しての繰り返しでした…。
でも自分の子どもには幸せな人生を送ってほしくて、そのために立派な大人に育ってほしいと思っています。それでつい厳しくしてしまったり、怒ってしまったりしていました。
なんでも許容してしまったらわがままな人間に育ってしまうのではないか、でも逆に注意しすぎるとビクビクして萎縮した人間に育ってしまうのではないか。
怒っても怒らなくても不安で、子どもとどう接するのが正解なのかまったく分からず悩みまくっていました。
でもこの本を読んでそんな悩みがふきとびました。子どもとどう接するのが正解なのか、その道筋が見えるようになったのです。
特に32ページと36ページの章を読んだとき、雷に打たれたぐらいの衝撃が走りました。
「なんでもひとりでできるようになること」が自立ではありません。他人との調和のなかで主体性を発揮して暮らしていくことが本当の自立です。
子どもがのぞむことをみな与えるのが過保護、親がのぞむものだけを与えるのが過干渉。
「ひとりでちゃんと食べて」「ひとりでトイレ行ってきて」「ひとりで着替えて」・・・etc。なんでもひとりでできるようにならないといけない、という考えがそもそも間違ってたんですよね。
そもそも大人になって、食べる・トイレ行く・着替えるができない大人なんていませんから、そんなことをまだ幼い子どもに全力でやらせることはなくて、それ以上に大切なことっていうのがあったんですね。
著者の佐々木正美さんは「児童精神科医」として長年たくさんの子どもたちと接してきて、その経験や知識がこの本に詰まっています。佐々木さんの思いが込められた本です。
子どもはひとりひとり個性や性格など様々なので育児に正解は1つというわけではないと思いますが、育児に対する基本的な考え方としての土台には正解があるような気がしています。その正解が、この本には書かれています。
みなさん。是非、読んでみてください。