【新米パパ向け】妻をリードできる保活の進め方
もくじ
はじめに
みなさんは「保活」をご存知でしょうか?またどれだけ大変な活動なのかご存知でしょうか?新米パパにありがちなのが「保活なんて適当にやればどこかしら入れるだろうから大丈夫でしょ」という完全に誤った解釈で妻を激怒させるといったケースがあります。かくいう私もその一人でした。
今回は、そんな新米パパに向けて「妻を激怒させることなく」「妻をリードできる」保活の進め方について解説していきます。
そもそも保活の何が大変なの?どうして重要なの?
あなたは自分の子どもが保育園や幼稚園に入るために「いつまでに」「何をしたらよいか」全て把握していますか?自分の子どもが通える範囲にいくつの園があって、それぞれどんな園で、何人入れる規模で、ちまたの評判はどうかなどリサーチできていますか?こういったことを全て調べていくことは中々しんどいことです。是非保活の大変さを理解して夫婦で共に進められるよう話し合いすることをお勧めします。
また、万が一保育園に入れなかったときにどういう状況になるかイメージできていますか?「保育園に通えない」 = 「平日の日中帯も子どもの面倒を見る必要がある」 = 「夫婦共働きができない」という図式が成り立ちます。もしあなたの家庭が共働きだった場合、残念ですが夫妻どちらかが仕事を辞めざるを得なくなるでしょう。ご両親が近くに住んでいれば子どもの面倒を頼むことができるかもしれませんが、おじいちゃんおばあちゃんが週5日子供の面倒を見るのは体力的に中々厳しいのではと思います。
保活って何をやればいいの?
では実際に保活とは何をやればいいのか解説していきたいと思いますが、その前に保育園や幼稚園の違いについて確認していきます。保活を進める上で、ここは最低限理解しておく必要があります。なお保育園にはいくつかの種類がありますが、これに関してはまた別の機会に掘り下げていきます。今回はひとまずいくつかの種類がある、ということだけ認識しておいて下さい。
保育園とは
- 0才〜入園可能
- 保護者の代わりに子どもを保育する施設
- 子供の年齢や保護者の収入により費用が異なる
- 保育園にはいくつかの種類がある
認可保育園
認定こども園
小規模保育
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幼稚園とは
- 3才〜入園可能
- 教育を行うための学校
- 幼稚園によって費用が異なる
申込み日を確認しよう
ではここからは保活の進め方について解説していきます。まずは申込み日を確認して、いつまでに保活をしなければならないのか確認しましょう。役所のホームページで確認できます。地域によって申込み日など異なりますので、必ずお住まいの地域の情報をチェックして下さい。なお保育園の申込みは役所が一括で承っていて、幼稚園は希望する園に直接申し込む必要があったりするので必ずそのあたりも意識して確認してみて下さい。
点数を確認しよう
次にあなたの家庭の点数を確認します。保育園に入園希望する場合、点数の高い家庭から優先して入園できます。自分と妻の点数が一体何点なのか、こちらも役所のホームページを見て確認してみて下さい。地域によって配点ルールが異なるので、必ず自分の住んでいる地域の情報を確認して下さい。
住んでいる地域にどのくらい園があるか確認しよう
こちらも役所のホームページから確認できます。住んでいる地域によってはたくさん園があるかもしれませんが、ここから実際に通えそうな距離にある園をピックアップしていきます。その際、「自転車で送迎するのか」「車で送迎するのか」「車で送迎する場合駐車場があるのか」「園のバスがあるのか」などを考慮してピックアップしていく必要があります。この時に「朝は誰が子どもを送って、帰りは誰が迎えに行くのか」を夫婦で話し合うとより具体的なイメージができてくると思います。
ピックアップした園がどんな園なのか確認しよう
園のピックアップまで無事終わり、なんだか一息ついた感じがしますがここからが本番です。ピックアップした園に対して、入園できる目安の点数に足りているか?どんな園なのか?自分の子どもを通わせてもいいと思えるか?を確認していきます。点数に関しては、役所のホームページに園ごとの目安の点数が載っていたりするのでチェックしてみます。そしてどんな園なのか調査するためには、園のホームページを確認したり、口コミを確認したりしつつ、最終的には説明会や見学などに申し込んで実際に園の方針や雰囲気を肌で感じてみて下さい。実際に見学に行くことで、先生や子ども達の雰囲気を感じることができて、自分の子どもを通わせてもいいと思えるかイメージがつくと思います。
さいごに
ここまで来ればあとは希望する園を決めて申し込むだけです。ただし幼稚園を申込む場合は、面談があったり先着順のため徹夜で並んだりなどさらに大変なイベントが待ち受けていたりする場合もあります。ただ、ここまで来れば終始妻をリードして保活を進めることはできたのではないかと思います。お疲れ様でした。
ということで、今回は保活について解説しました。保活は一見どうってことなさそうですが、実際に直面するとその大変さや重要さが分かると思います。これから保活を始めていく新米パパのあなた。是非そのことを理解した上で妻をリードできる保活をしていきましょう。