【夫婦関係】ゴミ捨てを担当した夫がゴミ出ししかしない真の原因
はじめに
家事の中でもメジャーな1つである「ゴミ捨て」について解説します。夫婦生活のあるある話として「夫がゴミ捨てを担当することになったがゴミ出ししかしない」という話はよく聞くと思います。
あなたはなぜこのような状況が生まれると思いますか?
今回は、そもそもゴミ捨てとは何をやるべき作業なのか、なぜゴミ捨てを担当した夫がゴミ出ししかしないのか解説していきます。
そもそもゴミ捨てとは何をやるべき作業なの?
「こんなこと書かれなくても分かってる」と思ったあなたは読み飛ばして下さい。もし「ゴミ袋をゴミ捨て場に持っていくことでしょ」と思ったあなたは是非読んでください。
結論から言うとゴミ捨てには全部で下記の作業があります。
- 1週間のゴミの日を覚える(もえるゴミの日、もえないゴミの日、カンビンの日など)
- ゴミの日の朝、ゴミ箱の中がいっぱいになっていないか確認する
- ゴミ箱の中がある程度いっぱいになっていた場合、ビニール袋にゴミをまとめる
- ゴミ箱に新しいビニール袋を被せる
- ビニール袋の在庫が切れそうな場合、ビニール袋を購入する
- まとめたゴミをゴミ捨て場に持っていく
ざっとこんな感じでしょうか。家庭によって多少作業内容が異なったり、集合住宅ではゴミの日は特に意識しなくてもよかったりしますが概ねこんな感じだと思います。
ゴミ捨て場に持っていく他にも色々作業があるのが分かると思いますし、ゴミ捨て場に持っていく作業が一番楽そうな作業だというのが分かると思います。
これは別の作業に例えるとしっくりきます。例えばあなたは今度「山登り」をすることになったとします。この場合、あなたがとる行動としては山に行って登ることだけでしょうか?おそらくNoですよね。実際は「どの山に登るか調べたり」「山登りするための服装や備品を用意したり」調査から準備まで色々とやることがありますよね。
ゴミ捨てに関わらず、何か新しい作業をやることになったときは「それをやるにはどうしたらいいのか、何が必要なのか」を考えるとおのずとやるべき作業が見えてくると思います。
なぜゴミ捨てを担当した夫がゴミ出ししかしないのか?
先に一言書きますが「夫がゴミ捨てとは何をやる作業なのか理解していないから」という理由ではありません。たしかに直接的な原因としてはそうかもしれませんが、これを原因にしてしまうとゴミ捨ての問題は解決できるかもしれませんが、ゴミ捨て以外でまた同じことが起こります。つまり「夫婦間の認識齟齬」がまた起こります。そう、真の原因は「夫婦間の認識齟齬」です。原因というのは、より掘り下げて考えていくと真の原因が明らかになります。この真の原因を解消しなければ根本的な原因は解決できません。
この真の原因を今回のケースに当てはめると「ゴミ捨てとは何をやる作業なのか夫婦間で認識合わせしていなかった」となります。ゴミ捨てを担当した夫はゴミ捨てのことをゴミ出しだと思っていますし、ゴミ捨てをお願いした妻はゴミ捨てのことをゴミ出しだけだとは思っていません。「〜だと思っている」という状態は非常に不安定で、夫婦間のコミュニケーションが不足している状態です。人はそれぞれ考え方・捉え方が異なりますので、きちんと認識合わせすべきでしょう。
おわりに
さて、今回はゴミ捨てを例に「夫婦間の認識齟齬」について書きましたがいかがだったでしょうか。ゴミ捨てに限らず「夫婦間の認識齟齬」はよく起こります。認識齟齬は、夫婦間のすれ違いや夫婦ゲンカに発展します。認識齟齬は、夫婦どちらも悪気があるわけではないので非常にもったいないことです。
もし今回の記事に少しでも共感していただいた方は、是非今から認識齟齬が起きないよう意識してパートナーと接してみるようにしてみて下さい。きっと夫婦関係がより良くなることでしょう。